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研究室の概要
Overview

私たちの身体を病原体や毒素から守る免疫システムは大きく自然免疫と獲得免疫に分けられます。私たちは獲得免疫系のなかでも特にBリンパ球が産生する抗体に注目して研究を進めています。

抗原刺激を受けたBリンパ球は活性化されるとactivation-induced cytidine deaminase (AID)という酵素を発現し、抗体遺伝子を多様化し高親和性抗体を産生する体細胞突然変異を誘導します。抗体の抗原結合力を変化させる体細胞突然変異とともに、抗体の攻撃力を変えるクラススイッチ現象は感染防御に重要な役割を担っています。

研究室の概要 AIDは両刃の剣

体細胞突然変異もクラススイッチもAIDが必要で、AIDによるDNA切断が引き金となって抗体遺伝子に変異が導入されます。本来生物に備わっているDNA修復機構を抑え、AIDが関わるとなぜ抗体遺伝子に高率に変異が入るのか、その分子機構はまだはっきりわかっていません。DNA変異はゲノム安定性に対する大きな危険要素となり、これがうまくコントロールされないと細胞のがん化を引き起こします。

私たちは体細胞突然変異とクラススイッチのうち体細胞突然変異だけが特異的に障害されるAID変異体を見つけ、これを手掛かりに体細胞突然変異の分子メカニズムを明らかにします。新しい抗体を作るメカニズムを探りながら、基礎研究の成果を病気の治療に役立てることを目指します。

新着情報
  • 2018-02-01サイトを公開いたしました。
お問い合わせ

〒113-0032
東京都文京区弥生1-1-1
東京大学 定量生命科学研究所

免疫・感染制御研究分野 (新藏研究室)
教授 新藏 礼子

Tel. 03-5841-8488
Fax. 03-5841-8487