豊島近教授が平成27年度上原記念生命科学財団 上原賞を受賞

豊島近 教授

豊島近 教授

東京大学分子細胞生物学研究所膜蛋白質解析研究分野 豊島 近(とよしま ちかし) 教授が平成27年度上原賞(上原記念生命科学財団)を受賞いたしました。本賞は、生命科学、特に健康の増進、疾病の予防、および治療に関する諸分野の研究において顕著な功績をあげ、引き続き活躍中の研究者に対し贈られます。

豊島近教授は1978年本学理学部物理学科卒業、1983年本学理学系研究科物理学専攻を修了(理学博士)したのち本学理学部助手に着任し、その後米国スタンフォード大学細胞生物学教室博士研究員、英国MRC分子生物学研究所研究員、理化学研究所国際フロンティア研究員、東京工業大学理学部(生命理工学部)助教授を経て、1994年より当所教授を務めております。

豊島教授は生命活動にきわめて重要な膜蛋白質であるイオンポンプに関して数々の結晶構造解析に成功し、イオンの能動輸送機構やイオン選択のメカニズムを解明してまいりました。今回は「イオンポンプの機能とその制御機構を構造的に解明した先駆的かつ画期的な研究業績」が高く評価され、受賞となりました。