研究倫理部門

研究倫理部門では、定量研で行われる研究の公正さを確保することを目的として、以下に挙げるような活動を行なっています。

(1) 研究倫理セミナーの開催。研究における不正とは何なのか、研究が公正に行われたものだと認められるためにはどのような点に気をつける必要があるか、といった内容を啓蒙するためのセミナーを1年に複数回開催しています。本セミナーは、定量研の構成員全員に参加が義務付けられています。2018年度は第1回目のセミナー(7月2日開催)で、研究不正についての概論と画像データの適切な処理方法についての講演を行いました。第2回セミナー(12月開催)では研究費の使い方についての講演を予定しています。
(2) 論文スキャン・データ登録システム(MOD System)の運用。定量研では雑誌の掲載された論文の全てについて最終原稿と作成に用いた実験生データを研究倫理推進室まで提出することが義務付けられています。この目的のために開発されたMOD Systemが2018年2月に導入されたことにより、提出作業の効率化・省力化が果たされました。提出された最終原稿中の図は独自の画像スキャンパイプライン(IQscan)による解析が行われ、不正な画像操作の跡がないかが確認されます。また、登録されたデータは第三者による検証や再利用が可能となるよう外部に公開することを予定しています(現在は定量研構成員を対象として公開されています)。また、画像スキャンを投稿前の論文に対して行うサービスも提供しています。この他、研究倫理推進室は論文作成時の画像操作、情報処理、統計解析の手法についての相談に応じたり、不正の相談・通報窓口としての役割も果たしています。