豊島近教授が2016年度武田医学賞を受賞

東京大学分子細胞生物学研究所膜蛋白質解析研究分野 豊島 近(とよしま ちかし) 教授が2016年度武田医学賞(武田科学振興財団)を受賞することが決まりました(授賞式は11月14日)。本賞は、医学界で顕著な業績を挙げ、医学ならびに医療に優れた貢献を果たされた学者・研究者に贈呈されています。

豊島近教授は1978年本学理学部物理学科卒業、1983年本学理学系研究科物理学専攻を修了(理学博士)したのち本学理学部助手に着任し、その後米国スタンフォード大学細胞生物学教室博士研究員、英国MRC分子生物学研究所研究員、理化学研究所国際フロンティア研究員、東京工業大学理学部(生命理工学部)助教授を経て、1994年より当所教授を務めております。

今回は、「イオンポンプの輸送・制御機構の原子構造による解明」に与えられたものであり、豊島教授の「蛋白質はどうしてそういう構造でなければならないのか」という本質的な問いへの不断の努力と、現代生物学の重要な分野の一つである能動輸送とその制御機構の解明への多大な貢献が高く評価されたものです。